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実は私、野球部の監督なのです

連日猛暑日が続く今日、皆さまいかがお過ごしでしょうか。

部活動中に熱中症で緊急搬送、なんてニュースがTVから目に飛び込んできます。

熱中症はとても危険です。死に至る怖いものです。

しかし、適切な食事、水分補給、冷房の上手な活用、運動する時間帯、

こういったことに注意すれば十分に予防することが可能です。

夏は暑いもの、暑くて当たり前、その中でも快適に生活する術を身につけましょう!

さて、実は私、ある専門学校の野球部の監督なのです。

パーソナルトレーナー以外にもこんな一面があるのです。

ユニホーム姿、決まってますね!カッコイイ!!

8月は全国大会に向けての大きな大会があります。

1年間で1番野球に熱が入る時期です。

トレーナーなのか、監督なのか、本業が分からなくなるくらい野球熱が高いです。

今回は、監督という目線から試合中にどんなことを考え、どんな指示を出すのか、

こういったことを綴っていきます。

監督に対するこういったことを頻繁に耳にしませんか?

「監督の差が出た、監督で負けた」

「継投ミスだ、なぜあの場面でピッチャーを変えた?負けたのは監督の責任だ」

「あの場面でスクイズ??そりゃないよ」

「監督をクビにしろ!」

「監督が変わった途端に優勝した」

監督はチームの指揮をとる重要な立場であり、試合に敗れればすべて監督の責任といっても過言ではない、ということでしょうか。(勝てば誉められます!)

責任を取って自分から辞任をする、なんてよくあることです。

うん、監督をすることはすごく大変なことなんだ。

勝つためには、勝つ確率が1%でも上がるメンバーを試合に出します。

しかし、私も人間です。情に流されてしまうのです。

「野球は下手だけど真面目に練習しているよな」、「もうこれで引退の年だから試合に出すか」、こういったことが頭によぎります。

監督としては頑張ってきてメンバーは全員試合で出してあげたいのが本音です。

このメンバー選考が一番嫌いです。

それではプレーボールです。

試合中、指示を出す私(背番号29です)

果たして的確な指示が出せているか!?

例えば、こんな事を言っています

・相手ピッチャーの球種、癖、狙い球

・盗塁

・サインの確認

サインを見る打者(一球ごとにサインを送ります)

場面に応じてサインはもちろん変わります。

・とにかく打て

・右に転がしてランナーを進めろ

・1球待て

・バントしろ

・ランナー走れ

このサインがまたまた難しいのです。

スクイズで外されたらどうしよう、なんて毎回考えますよ(笑)

こんなことをずっと試合中は考えています。

試合時間は2時間程度ですが、終わったとは頭がパンパンです。

ただベンチに座って偉そうに見ているだけではないのです。

試合が終わる頃には心も体もとてつもない疲労状態です。

しかし、この疲れを一瞬で吹き飛ばすことが可能なものがあります。

何かわかりますか?

リポビタンDを飲む? ストレッチ? ねぎらいの言葉? 焼肉を食べに行く?

いえいえ、どれも違います。

私のとてつもないこの疲労を瞬時に吹き飛ばすもの、それは、

チームの勝利です

采配ミスがあろうが、勝てばなんのこっちゃです(笑)

この瞬間があるから監督はやめられないのです。

野球は楽しいです。

見るのも楽しいし、やるのも楽しい。

そして選手たちと一緒に、勝利に向かって努力するのも本当に楽しいです。

皆様、是非今度、野球談義をしましょう!!!

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