失敗は成功のもと!?
- 後藤 一希
- 4月19日
- 読了時間: 4分
こんにちは! IPFトレーナーの後藤です。
今日は「失敗」についてのお話です。
有名な「失敗は成功のもと」という言葉ですが、実は元々は「失敗は成功の母」だったそうで、発明王エジソンの言葉だそうです。
この言葉は「失敗の教訓を生かして取り組めば成功に結び付く」という意味で、私自身も物事が上手くいかないときや失敗してしまったときに気落ちしてしまう自分に言い聞かせたりしています。
この言葉以外にも様々な偉人が似たような言葉を残しており、相対性理論で有名なアルベルト・アインシュタインも「一度も失敗したことがない人は、何も挑戦したことがない人である」という言葉を残しています。
つまり「失敗」は「成功」をするために必要な要素の一つであり、新しいことに挑戦すると失敗はつきもの。ということですね。
「失敗」をネガティブに考えない事が重要ですね。
運動においてもこの言葉が大きく関係しており、運動能力を高めるためには「失敗をする」ことが大切なのです!
では次になぜ失敗が運動能力を高めるために重要なのかをお話ししたいと思います!!
スポーツで新しい動作を練習している時に、最初から上手くいく人は少ないと思います。
運動を実行するには「大脳」から指令が出て体が動くのですが、新しい動作を習得してスムースに動けるようになるには、実は「小脳」が関係しているのです。
小脳の機能には身体のバランスや運動制御の役割があります。
運動制御ってなに??と思われる方が多いと思いますが、これはまさに「運動=動き」を「制御=コントロール」するということです。
ヒトは「失敗の動作」をしてしまった時にそれが記憶として蓄積されて、次に動作をする時にその記憶を元に失敗の動作を起こさないように体の動きをコントロールしているのです。そのコントロールをしているのが小脳なのです。
つまり、失敗した動作を発生させないようにするということなので、「成功の確率を上げる」ということになります。
具体的な例を挙げますと、
皆さん自転車に乗ることはできますか??
多くの方は自転車に乗ることができると思いますが、自分の子供の頃を思い出してみてください。
初めて自転車を乗った時、いきなり二輪で乗るのは出来なかったと思います。まずは補助輪をつけて漕いでみたり、親に支えてもらいながら漕いでみたり。支えているよと言われていたのに実は支えていなかったり。
何度も転んで失敗しながら漕げるようになったのではないかと思います。
つまり失敗を繰り返しながら、成功の確率を上げていたのですね。

(1歳10カ月の娘は車輪のついていないストライダーで練習中です!)
このように「失敗」というのは「成功」の確率をあげるための重要な要素であり、必要な作業のひとつなのです。
まさに「失敗は成功のもと」ですね!!
ただし!!トレーニングにおいてはこの「失敗」が厄介です。
なにが厄介かというと、そのトレーニングでの「失敗」は「ケガ」につながる事があるからです。
そもそもスポーツパフォーマンス向上や健康維持・増進のために運動をしているのに「ケガ」をしてはいけません。
「ケガ」をしないようにするためには正しいフォームでトレーニングを行うことが重要です。
一般的には、トレーニングは自分でやってみて、ほんの少しの間違ったフォームを経験し、少し不具合を感じて次は修正するという繰り返しで、大きな怪我をしないでトレーニングが上手になっていきます。
ところが、最初から無理なフォーム、無理な負荷をかけてしまい、最初から怪我をしてしまう方もいらっしゃいます。
皆さん正しいフォームでトレーニングをできていますか??
自分自身では気付きにくい癖がフォームにでることも多くあります。
私自身もスクワットで腰をケガしたことが過去にありました。
ではどうすれば正しいフォームでトレーニングができるようになるか。
それは正しいトレーニングの知識がある人にフォームを見てもらうことです。
そこでオススメなのがパーソナルトレーニングです。
パーソナルトレーナーに指導してもらっても、それでも最初は上手にできないのが普通です。すなわち失敗します。でも、その失敗を最低限に抑え、より安全にスムースにトレーニングを上達させてくれるのがパーソナルトレーナーなのです。
せっかくパフォーマンス向上、健康維持・増進のためにトレーニングをするのであれば、正しいフォームでケガなくトレーニングをしませんか。
パーソナルジムIPFでは正しい知識を持ったトレーナーが正しいトレーニングを指導しています!!
これを機会に新しい挑戦を始めてみませんか??
皆様のお越しを心よりお待ちしております。




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