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やせない体質?

これまで相当な人数の方から質問されてきたのが「体質」という言葉です。

「運動してるのに全然やせないんですが、

体質なんですかね?」

「体質」ですか・・・、そうじゃないと思います。

(こんな体もかっこいいですね!)

「痩せたい」という願望に対して成果が出ないのは以下のどれかが理由である事が

多いです。

(この後、少々難しいお話になりますが、後半から面白い話に展開します。

我慢してお読みいただければ幸いです!)

①トレーニング種目が誤っている

 (例)痩せるために必要な事はより多くのカロリー消費をする事です。痩せ

    たいのに腹筋運動をしても1mgも脂肪は落ちません。腹筋運動は

    きつい割にはカロリー消費が少ないので脂肪減少効果はほとんどない

    のです。痩せたいなら筋トレよりもジョギングです。ジョギングより

    も食事制限です。   

②トレーニング強度が誤っている

(例)散歩はいい運動ですが、強度が低くて実は消費カロリーは少ないので

   す。ジョギングは強度を上げれば消費カロリー増えますが、キツすぎ

   ると長時間できないので、結果として全体消費カロリーが多くできな

   い事があります。

   痩せたい人の正解強度は「長時間できるけど一番きつい速さ」のジョ

   ギング」です。

   ちなみに強度を上げると脂肪でなく糖質が使われてしまうと思われ

   ている方もいらっしゃいますが、大丈夫です。時間が長ければ結果的

   には脂肪が減少しますので一番痩せます(理由は難しい話になります

   ので割愛します)。10分より20分、20分より30分という事で

   して、「何分以上やらなければ痩せない」という数字はありません。

③トレーニング頻度が誤っている

(例)週に1回のジョギングをしていても、実は日割りにしてみると、1日

   あたりではほとんどカロリー消費していないので実は思うほどやせ

   ないのです。

   できれば、少しの時間でもいいのでできるだけ毎日、とにかく消費

   カロリーの蓄積が重要なのです。   

④トレーニング時間が誤っている

(例)「20分以上走らないと脂肪が燃えない」、というのは間違いであると

   いう事はすでに多くの皆様に知っていただいている事実です。たとえ

   1回5分でも1日のトータル消費カロリーの蓄積が重要なのです。

摂取カロリーが消費カロリーを上回っている

(例)毎日2000kcalの消費をしていても、2100kcalの摂取をして

   いたら少しずつ太っていきます。これは間違いない事実です。

と、ここまでは教科書にも書いてある事なのですが(教科書は、面白くはないですよね!)、

面白いのはここからです。(お待たせしました)

上記が分かったとして、しっかりとトレーニングできるなら、しっかりと食事管理が

できているなら、

体質などと関係なく

だれでも痩せられるのですが、

ここで疑問が湧いてきます。

「じゃあ、痩せている人はみんなこんなに運動してるの?」

という事です。

私の感覚でしかありませんが、してません!。痩せてる人がみんな運動してるなんて事は

ないと思います。

さて、ではなぜこの「痩せている人達」は運動もしないのに痩せているのでしょうか。

答えは二つあります。

一つ目は本当に簡単な答えです。

食べていないからです。

「いやいや、結構食べてるのに痩せてる友達、いますよ!」という方もいらっしゃるかも

しれません。

いやいや、食べてません。

少なくともあなたの見ていないところでは食べてません。

そのお友達と1ヶ月間、全く同じ生活をしてみてください。

食べてないのがわかります。

そして、もしも本当にまあまあ食べているとして、それでも痩せてる人が実際にいますが、

それが二つ目の答えです。

実は結構運動してるんです。

「いやいや、本当に何もしてないのに痩せてる友達いますよ!」という方もいらっしゃるかも

しれません。

いやいや、運動してるんです。ただ、それが「運動」に見えないだけなんです。

実は、日常生活でかなり動き回っているのです。

私の知り合いでこんな人がいました。